マンションの老朽化チェックを定期的に

マンション管理会社と大規模修繕工事の実施

マンション管理会社の運営スタイル

マンション管理会社は中立的な存在です。
基本的にマンションの区分所有者と入居者によって構成されているマンション管理組合の組合員の意思決定が重要です。
あくまでも管理組合の組合員の意思決定をサポートしながら、中立的にマンションを維持管理するのがマンション管理会社です。
とくにリフォーム工事は、費用が高額になりますので、客観性が求められます。
ゆえに、大規模修繕工事の元請けを行わずに、どのような工事が必要なのかをアドバイスする立場になります。
必要な工事内容をアドバイスして、適切な事業者や業者を選べるようにサポートします。

大規模修繕工事の施工時期と業者の選定

鉄筋コンクリート建築のマンションは、耐用年数が70年以上ありますので、長持ちする建物ではありますが、配管や外壁塗装などは自然に経年劣化します。
経年劣化を放置していると、外壁材や内壁材などを損傷させる原因になりますので、定期的にメンテナンスを実施してリフォーム工事を施工します。
リフォームの費用は、区分所有者の総意によって支えられるのが基本ですから、反対意見があるのかないのかも含めて、マンション管理組合で議決がとられます。
議決を取るときに、正確な情報の提供と客観的なアドバイスを行うのがマンション管理会社です。
リフォーム工事の決定は、経年劣化の程度によって費用が変わってきます。
できるだけ建物にダメージが与えられていないうちに施工するのが理想的です。
早すぎる必要はありませんが、遅すぎることのないように、どのタイミングか適切なのかをマンション管理会社がアドバイスします。


マンション管理会社は、管理物件のリフォーム工事の実績から、どのように事業者や業者を選んだら良いのかノウハウを蓄積しています。
具体的には、信頼できる業者を選ぶのが課題ですが、工事費用の見積もりなどでは複数の業者に相談するのが一般的な流れになります。
特定の業者との癒着が疑われないように、複数の業者とコンタクトが取れることも求められる姿勢です。
業者の選定はマンション管理組合の議決ですから、実際に必要な修理工事や修繕工事の内容が何かを管理会社に提示してもらいます。
必要な工事内容が正確で詳しければ、寝停められる工事に最適な業者をマンション管理組合のほうで選べるようになります。

リーズナブルを実現する交渉術と維持管理の計画性

複数の業者に見積もりを依頼することで、価格の競争が起こります。
リーズナブルに工事を実現できれば、区分所有者や入居者への負担が少なくなります。
あくまでも工事は正当な理由があるからこそ求められるので、価格交渉で価格を下げられても工事内容に不備があっては、結果的に損失です。
そんな時に役立つのが、マンション管理会社の資格保持者です。
一級建築士としての立場からの助言が基本です。
さらには、一級施工管理技士と一級管工事施工管理技士による診断から、必要な工事項目を指定してもらいます。
指定された工事を実際に実現できるのか、業者を選ぶときにも心強い存在です。
マンション維持修繕技術者がいれば、長い視点で建物の維持管理を計画的に実践できます。

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